@article{oai:do-bunkyodai.repo.nii.ac.jp:00000682, author = {後藤, 守 and 川端, 愛子 and 後藤, 広太郎 and Gotoh, Mamoru and Kawabata, Akiko and Gotoh, Kotaro}, issue = {40}, journal = {北海道文教大学研究紀要, Bulletin of Hokkaido Bunkyo University}, month = {Mar}, note = {本研究は「保育場面で気になる子ども」を取り巻く保育環境を明らかにし,インクルーシブな保育環境を構築していくための手がかりを得ることを目的としている.研究対象は,へき地保育所において「気になる子ども」の保育支援を担当している保育者である.調査の結果,次の7つのことが明らかにされた.①「入園当初の子どもの様子」では対人関係面の課題が多い.②「保育の場と保育体制」では,異年齢集団と同年齢集団の2つの集団構成を併用し,主担当者を軸に園全体で対応している.③「保育の方法」に関しては,さまざまな特性をもつ子どもたちが一緒に活動を共有できるように工夫している.④「まわりの子どもたちに与える影響」については「いたわり,思いやり,助け合う心が育つ」という項目内容の割合が最も高い.⑤「まわりの子どもたちが与える影響」では受容的な保育集団からプラスの刺激を与えられている.⑥「保育担当者に与える影響」では「気になる子ども」の存在を肯定的に受け止め,保育者自身の課題にしている傾向にある.⑦「これから求められる保育者の特性」では,エゴグラムの5つの特性から構成された調査項目のうち,A(論理性)の特性群とNP(寛容性)の特性群の割合が高い.以上述べた7つの結果から,地域に密着したへき地保育所の持つ特性のなかに,これからのインクルーシブな保育を構築していく手がかりが内包されていると結論づけられた.}, pages = {41--54}, title = {【査読論文】へき地保育所におけるインクルーシブな保育環境に関する研究 : 気になる子どもを取り巻く保育の場と構成メンバーの分析を通して}, year = {2016}, yomi = {ゴトウ, マモル and カワバタ, アイコ and ゴトウ, コタロウ} }