@article{oai:do-bunkyodai.repo.nii.ac.jp:00000713, author = {渡部, 淳}, issue = {18}, journal = {北海道文教大学論集, Journal of Hokkaido Bunkyo University}, month = {Mar}, note = {東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故という,二つの未曾有の自然災害と文明災に見舞われた日本は,リスク社会論においてはリスクが災害のかたちで顕現した「災後」のリスク社会の事例として,その社会変化の行方と分析は世界の社会科学にとって稀有な対象である.災後日本の政治と社会は,ベックのリスク社会論において予見された,社会の垣根を越えた連帯と社会変化をいまだ体現しておらず,このことはベックのリスク社会論そのものの再検討と,リスク社会論の日本の事例への応用における問題点の整理を要請する.本論は,日本社会の民主主義がどのようにしたら活性化するのかという問題意識から,主にベックのサブ・ポリティクス論を中心に,日本では司法とメディアのみでは可能とならなかった,連帯による社会変化シナリオが起きていない原因を,日本の政治文化における政治的NGO あるいは彼らによるNGO 政治の機能と文化の欠落に求めている.また,NGO 的な機能がメディア空間でもたらす動きの分析の方向性について検討する.}, pages = {19--29}, title = {【査読論文】サブ・ポリティクスをつなぐ政治的NGO の機能とその不在─災後リスク社会日本の民主主義活性化に関する一試論─}, year = {2017}, yomi = {ワタナベ, マコト} }