@article{oai:do-bunkyodai.repo.nii.ac.jp:00000732, author = {川端, 愛子 and 和島, 真理 and 片倉, 裕子 and 植木, 克美 and 中島, 平 and 後藤, 守}, issue = {41}, journal = {北海道文教大学研究紀要, Bulletin of Hokkaido Bunkyo University}, month = {Mar}, note = {本研究は,発達面に課題をもつ幼児も含めて,「みんな一緒の保育」の流れの中で受けとめて いくインクルーシブな保育を実践している幼稚園の教師を対象にして,保育臨床における発達支援力を 高めるために必要な「行動観察力」に視点をあてている.本研究では,PF-NOTE プロトタイプを活用して, 保育者の行動観察力の可視化資料を作成し,発達支援活動場面をどのように捉えているかを明らかにし た.本研究の対象は,インクルーシブな保育を実践している幼稚園の教師と文教ペンギンメソッドに精 通し,クリッカー分析についての豊富な経験を持つ発達臨床心理学領域の研究者である.この取組を通 して,クリッカーを活用した行動観察力の可視化の視点から保育者支援に関する方法論的検討を試みた.  可視化グラフの波形に着目すると,幼稚園教師の可視化グラフでは,遊びのなかで起こるエピソード 場面でクリック数が上昇する傾向が見られた.これに対して,熟達者の可視化グラフは,クリック数が 多く,グラフの波形においては,連続性のある「台形的」なグラフの山が形成される傾向が見られた. このような両者の可視化グラフの特徴的な差異を捉えることのなかに,さまざまな特性をもつ子どもた ちがともに生きる保育における「場を通した支援」の重要性とその手掛かりが内包されていると考えら れた.}, pages = {51--57}, title = {クリッカーを活用した保育者支援に関する方法論的検討の試み-行動観察力の可視化の視点から-}, year = {2017}, yomi = {カワバタ, アイコ and ワジマ, マリ and カタクラ, ユウコ and ウエキ, カツミ and ナカジマ, タイラ and ゴトウ, マモル} }