@article{oai:do-bunkyodai.repo.nii.ac.jp:00000751, author = {吉田, 直美 and 松本, 真希 and Yoshida, Naomi and Matsumoto, Maki}, issue = {42}, journal = {北海道文教大学研究紀要, Bulletin of Hokkaido Bunkyo University}, month = {Mar}, note = {本研究では高齢透析患者の起立性低血圧に関連する要因と透析日・非透析日の起立性低血圧の経過について明らかにし,看護への示唆を得ることを目的とした.血液透析療法を実施している7施設に通院し,血液透析を受けている65歳以上の患者91名を対象に,透析前後に臥床・起立負荷試験後の血圧と脈拍測定を行い,その後,自宅で患者自身に同様に測定してもらい起立性低血圧の調査を行った.対象者の属性・透析処方と透析後の起立性低血圧との関連を分析した結果,「糖尿病性腎症」「時間除水量」が有意に関連(p<0.05)していた.自宅で血圧測定ができた49名は,透析後に起立性低血圧であったのが24人(49.0%)であり,透析前の12人(24.5%)より増えていた.また,透析後夜10人(20.4%),透析翌日朝12人(24.5%),透析翌日夜6人(12.2%),透析翌々日朝10人(20.4%)が起立性低血圧であり,収縮期血圧は透析後から翌々日朝に向けて上昇する傾向にあったが起立性低血圧の人数が減少することはなかった.今後,透析患者はさらに高齢化し,糖尿病性腎症による透析導入の増加が予測されるため,透析導入時から患者自身が起立性低血圧を理解し,予防できる行動がとれるよう支援する必要性が示唆された.}, pages = {75--84}, title = {高齢透析患者の起立性低血圧の関連要因とその経過}, year = {2018}, yomi = {ヨシダ, ナオミ and マツモト, マキ} }