@article{oai:do-bunkyodai.repo.nii.ac.jp:00000769, author = {鈴木, 敏正 and Suzuki, Toshimasa}, issue = {19}, journal = {北海道文教大学論集, Journal of Hokkaido Bunkyo University}, month = {Feb}, note = {知識基盤社会と呼ばれている21 世紀は,世界的規模での教育制度改革の時代である.そこでは戦後改革以後の教育制度だけでなく,近代以降の教育制度のあり方が問われている.教育制度論への社会制度論的アプローチには,5 つの視点がある.(1)歴史的,(2)社会構造論的,(3)国際比較論的,(4)教育構造論的,そして(5)実践論的な視点である.(2)と(3)は社会制度論的アプローチに不可欠なものであり,(4)と(5)は狭義の教育学的な教育制度論の領域である.本稿はこれらの前提として,長期的な(1)の視点に立って,近代以降の学校への批判と改革の方向を再検討するものである.最初に,産業資本主義に対応した学校制度の性格について,I イリッチと山本哲二の主張に焦点化して考える.次に,国家─学校─家族の関係について,池谷寿夫および田中萬年の提起を題材に検討する.第3 に,近代学校の担い手である教師の性格とその変革課題について,久富善之の研究を批判的に考察する.最後に,21 世紀の教育改革論の中からP. センゲの「学習する学校」論を取り上げ,その学校批判と改革提起を吟味する.}, pages = {1--13}, title = {教育制度論の前提としての学校批判─社会制度論的アプローチから─}, year = {2018}, yomi = {スズキ, トシマサ} }