@article{oai:do-bunkyodai.repo.nii.ac.jp:00000774, author = {岡本, 佐智子 and Okamoto, Sachiko}, issue = {19}, journal = {北海道文教大学論集, Journal of Hokkaido Bunkyo University}, month = {Feb}, note = {本稿は,外国の地名呼称における日本語表記の「ゆれ」が続いている現状を報告し,そうした地名表記の統一基準を示す時期に直面していることを訴えるものである.新たな外国地名の表記基準を提示できるよう,国家でその実態調査と審議が行える委員会を設立し,長期的に適宜見直しする言語政策の必要性が出てきていると考える.外国の地名・人名については「外来語の書き方」が1991 年に内閣告示されて以降,言語政策として見直しされていない.この間,急速なグローバル化と英語教育の浸透など,日本社会は大きく変化しており,外国の地理情報も詳細さが求められるようになってきている.外国地名の日本語音化(カタカナ表記)は,現地の音に近づけることが原則だが,学校教育では長年の慣用表記が優先されている.しかし,副教材の地図帳やインターネットの地図情報は出版社や発信元によってその表記も一様ではない.こうした学校教育における外国地名表記のゆれは学習負担も大きく混乱を招いている.}, pages = {59--71}, title = {外国の地名表記の現状と課題─教科書および副教材における表記の「ゆれ」から─}, year = {2018}, yomi = {オカモト, サチコ} }