@article{oai:do-bunkyodai.repo.nii.ac.jp:00000790, author = {吉岡, 亜希子 and Yoshioka, Akiko}, issue = {20}, journal = {北海道文教大学論集, Journal of Hokkaido Bunkyo University}, month = {Mar}, note = {地域のつながりの希薄化を背景とした保護者の孤立が深まっている.共同の営みである子育ての前提が崩れ,家族が閉じた状態におかれているといえる.共働き家庭が急増している現状においては,母親に限らず,父親も親としての役割が高まっている.しかし,父親が親として学ぶ機会は乏しく,家庭での教育は手探りの状態だ.家庭教育支援に関わる対策が講じられているものの,行政の取り組みだけでは十全とは言えず,市民団体と行政との協働の在り方が模索されている.そこで本研究では,「おやじの会」をベースに父親の子育てネットワーク活動を行っている7 つの市民団体を家庭教育を支える学習組織と捉え,分析を試みた.成立条件・展開過程,学習内容を整理し,類型化を行うことで市民団体と行政の協働モデルの構築に向けた新たな視点の獲得を目指した.その結果,今回分析を行った7 つの実践を「特定の子育て課題の共有・支え合い」,「男女共同参画」,「学校教育支援」,「地域コミュニティ再構築」〜以上の4 つに類型化することができた.学習内容の志向性に注目した場合,「性別役割分業」と「学校支援・地域づくり」という二つの枠組みが見られた.一方,活動範囲として「地域密着型」と「広域型」に分類することができた.同じ協働といっても学習内容によって,活動範囲を捉えながら実践を展開する視点が必要であることもわかった.}, pages = {41--54}, title = {父親の子育てネットワーク活動の成立条件と類型化─家庭教育を支える学習組織としての役割に注目して─}, year = {2019}, yomi = {ヨシオカ, アキコ} }