@article{oai:do-bunkyodai.repo.nii.ac.jp:00000851, author = {小椋, 佐奈衣 and OGURA, Sanae}, issue = {23}, journal = {北海道文教大学論集, Journal of Hokkaido Bunkyo University}, month = {Mar}, note = {バウムテストは人格診断のための補助手段として,臨床場面・教育場面などで取り入れられている.本研究は子どもの自尊心とバウムテストの特徴に着目して,その関連性の検討を目的とする.本調査は公立の小学校4 年生と中学校3 年生を対象として実施した.小学校4 年生の調査結果は,「子どもの心理評価のためのバウムテストの有用性 -児童用コンピテンス尺度とテストバッテリーによる検討-」を題目として,既に論文で報告をした.本稿は,中学校3 年生210 名を対象として,自尊感情尺度とバウムテストのテストバッテリーの結果を報告する.調査対象について,バウムテストの有効数から自尊感情尺度の得点を,低得点群と高得点群に分類した.両群についてバウムテストの各指標の出現率を集計した.両群間の出現率の有意差ついて,直接確率計算を用いて統計解析を行った.その結果,低得点群は高得点群に比べて,木の「全体的位置(左)」「枝(一本線)」「樹冠の輪郭(西洋梨)(まる)」の出現率が有意に高かった.一方,高得点群は低得点群に比べて,木の「実(大)」の出現率が有意に高く,「樹冠の輪郭(アーケード)(その他)」「幹(太)」の出現率が有意に高い傾向が見られた.本研究の結果から,中学生の自尊心とバウムテストの特徴の関連性が示唆された.}, pages = {15--25}, title = {子どもの心理評価のためのバウムテストの有用性(Ⅱ)─中学3 年生の自尊心との関連性に着目して─}, year = {2022}, yomi = {オグラ, サナエ} }