@article{oai:do-bunkyodai.repo.nii.ac.jp:00000868, author = {牧野, 均 and 生駒, 一憲 and Makino, Hitoshi and Ikoma, Katsunori}, issue = {45}, journal = {北海道文教大学研究紀要, Bulletin of Hokkaido Bunkyo University}, month = {Mar}, note = {運動イメージには,一人称イメージと三人称イメージがある.実際の治療場面では,鏡に映った被験者自身や隣坐する療法士または被験者自身の足を見つつ治療を行う場合が多い.今回我々は,あらかじめ撮影した被験者自身の一人称イメージ映像と被験者自身の三人称イメージ映像を用意し,被験者自身の三人称イメージ映像の模倣運動と被験者自身の一人称映像の模倣運動を行い,脳の活動部位の比較を行った.その結果,被験者自身の三人称イメージ映像を用いて模倣運動課題を行った場合,被験者自身の一人称イメージ映像を用いて模倣運動課題を行った場合と比較して,右舌状回が有意に活動増加した.我々の先行研究でも、被験者自身の三人称イメージ映像を用いて模倣運動課題を行った場合,第三者の一人称イメージ映像を用いた模倣運動課題と比較して,右舌状回が有意に活動増加した.このことは,右舌状回は自己の三人称映像に特有に反応する部位と考える.つまり,舌状回は,視覚的意味を認識し上位中枢へと中継することを示唆する.この活動増加により,鏡に映った被験者自身の画像と被験者自身もしくは隣坐する療法士の下肢画像と見比べつつ治療を行うことは,自己の身体認知への概念形成に関与すると考える.}, pages = {13--22}, title = {【査読論文】自己の三人称映像の模倣運動は右舌状回を賦活させる ―被験者自身の一人称映像と被験者自身の三人称映像との比較に関するfMRI研究―}, year = {2021}, yomi = {マキノ, ヒトシ and イコマ, カツノリ} }